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ミャンマー情勢について【2021年02月23日時点】

2021年2月23日

EDIT BY たけ

2021年ミャンマークーデターの情勢をまとめました。

本日の経過

2月22日は、2021年2月22日と2が5つ並ぶ日で、22222と呼ばれ、ミャンマー全国各地で大規模デモが起きました。
先日、ネピドーで銃で撃たれた20歳の女性が亡くなったり、マンダレーで市場で働く16歳の少年が銃で撃たれてなくなったりして、国民の怒りがピークに達して発生した形です。

16歳の少年は、デモにはボランティア（サポートスタッフのような形）で参加していたようで、無抵抗だったということで、非常に痛ましい事件となってしまいました。

銃で狙撃されたあと、亡くなる前には「僕はもうダメみたい」と言ったようで、ミャンマー語で子供が使う一人称で語った言葉を聞いたとき、非常に悲しい気持ちになりました。

2月22日は、かなりの数の方がデモに参加したようで、会社やレストランやお店も臨時休業にしたところが非常に多かったようです。
22222のデモ活動では、国民は歌を歌ったり、道を封鎖したりして不服従の意を表していたようです。

深夜の1:00から朝9:00までのインターネット遮断が継続して行われています。
2月28日まで続くという噂が流れています。

一時期、夜11:00から朝8:00までの遮断になるという噂や22日は昼12:00まで遮断されるなど噂が出ていましたが、朝9:00までの遮断、が続いています。

2月19日（金）に全日空の日本への救援便が飛んで、ミャンマーに滞在していた日本人の方々が帰国されました。
無事に帰国できたようで、よかったです。

まだミャンマーに残っている方も多くいらっしゃるので、ご無事に過ごせることを祈っています。

SNS上では、昼間でも暴力を伴っている動画や軍側が発砲している（ゴム弾？）動画や画像がたくさん投稿されています。
一般市民に危害が及ばず、早期収束することを引き続き願っています。

若い兵士が国民の不安を煽るような（狙撃することを宣言しているような）動画を上げたりもしていて、見ると不安になります。

軍は、国民に対して、「CDM活動に参加すると命を落とすことになる」のような声明を出しています。
また、芸能人をリストアップし、逮捕すると公表しており、実際に逮捕された方も出ました。

逮捕された方の奥さんが「どこに連れて行かれたかわからない」と言っているようで、恐怖を感じるとともに、ただただ、無事を祈るばかりです。

また、本日は在ミャンマーアメリカ大使館やシンガポール大使館が軍や警察によって封鎖されているようですが、スーレーが封鎖されたりと道やエリアの封鎖がいたちごっこのようにもなっています。

CDM（不服従運動）は長期戦になっています。3週間経ちましたが、まだ終わりは見えていません。

長期戦に耐えられる形で、ミャンマーで生活する皆さんが無事に毎日を過ごせることを願っております。