ミャンマー関連ニュース

ミャンマー情勢について【2021年02月14日時点】

EDIT BY たけ
たけ

2021年ミャンマークーデターの情勢をまとめました。

2月12日までの情報はこちら

本日の経過

Union Dayの囚人解放

2月12日のUnion Day(連邦の日)に23,000人を超えると言われる囚人が刑務所から解放されました。
政治家・思想家などで政治犯として捕まった方の解放もありますが、中には殺人や放火・盗難で投獄されていた人も解放されています。

Union Dayには囚人の解放はあることなのですが、例年は政治犯の解放などが多く、今回の規模と内容は1988年のミャンマー民主化運動時と重なるものがあります。

ミャンマー人間のFacebook上の噂ですが、今回解放された元囚人の中には、「500,000ks(本日レートで約37,200円)で再び放火をするように頼まれている人もいる」などとも言われていて、一般市民は夜も眠れないという方も増えているようです。(犯罪を犯すように買収されているかどうかは真偽不明です)

有志で自警団も活動しているようですが、いつ何が起きてもおかしくないような状況になっています。

夜間の居住者報告

夜間は20:00~4:00までの外出禁止令が出ていますが、
各家庭、居住者の報告を毎晩、区役所に対して行わなければならないようになったようです。
(ちゃんと家にいるかどうかの確認をされます)

親戚や友人が泊まりに来た際にも申告しないと、逮捕されてしまう可能性もあります。

政治

旧政権からの権限移譲が進められ、旧政権の閣僚は24人全員が解任され、新たに11人の閣僚が任命されました。

インターネット

2月15日以降の施策として、草案が出されていた新しいサイバーセキュリティー法案は、Computer Department Team(ITに係る省庁のようなもの)が拒否したようです。

しかし、下記のようないくつかの噂が流れています。(真偽は不明です)

  • 本日夜間から明日(2月15日)の朝9時までインターネットを遮断する
  • 明日(2月15日)モバイルインターネットを遮断する

装甲車

各地で軍の装甲車が武装状態で走っているとの情報があります。
私の会社が拠点を持つモーラミャイン市でも、社員からの報告によると、装甲車が街中を走っていて、銃を発砲している軍人もいるということです。

一般市民の命に危険が及ばないでほしいです。

終わりに

市民の生活が脅かされる状況になってしまいました。
ミャンマーにいらっしゃる方々に何も問題が起きないことを強く願います。

1日も早く、市民が安心して過ごせる日が戻ることを願っています。

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