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ミャンマー情勢について【2021年04月10日時点】

2021年4月10日

EDIT BY たけ

ミャンマークーデターの様子は日に日に悪化していますね。
SNS上では相変わらず目を覆いたくなるような画像、動画があり、出来るだけ見ないようにしていました。

本日までの経過

ヤンゴンではインターネットが日中でも接続できなかったり、スピードが遅かったりするようですが、私の会社があるモーラミャインではインターネットは使えています。

固定のインターネットが完全遮断されるという噂は4月1日、4月2日、4月10日などありましたが、今のところ完全遮断はされずにインターネットは使えています。
（夜間の遮断は続いていて、4月はだいたい8時50分〜9時5分くらいの間に接続再開しています）

モバイル回線の遮断の遮断は変わらず続いていて、このまま、しばらく続きそうな気がします。

死者については現時点でも統計情報が錯綜しています。直近のニュースでは死者は600~700名以上と言われています。
大型連休となるティンジャン（水祭り）の期間中にも、「デモの参加者は殺害する」のように軍が声明を出しており、罪のない一般人にこれ以上の危害が出ないことを願うばかりです。

CDM（市民不服従運動）に参加していたり、その立場を表明している芸能人・著名人の逮捕が相次いでいるようです。
（一般人も25,000名以上の方が逮捕されていると言われています）

24歳の人気男性モデル・実業家であるパインタコンさんも逮捕されたとの報道があり、ファンの女性たちから悲しみの声が多く上がっています。

4月2日、ANAの救援便のフライトがあったため、邦人の方が日本に退避されたようです。
流石に治安が悪化しすぎたため、今回のフライトで帰国される方は多かったようです。

事業の断念をされた方もいらっしゃり、悲しく思います。

まだ現地に残っている方もいらっしゃるので、事態が収束するまで何事もないことを願います。

中国がASEAN外相に対し、事態の収束を図るようなことを宣言したとの噂があります。
真偽は全く不明ですが、現在の無法地帯のような状況は早急に無くなってほしいです。

私の知っているミャンマーとは違う、世界に醜聞を晒している軍や警察の横暴が1日も早くなくなり、
一般市民が安心して暮らせる日常に戻ってほしいです。