ミャンマー関連イベント

埼玉で行うミャンマー仏教祭りカテインティンガンカプウェ【袈裟の寄付祭り】

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たけ

埼玉県東松山市のミャンマーのお寺「悟り寺」でカテインティンガンカプウェという祭りが行われるようです。

カテインティンガンカプウェとは

カテインティンガンカプウェは、長い雨季が終わった「ダディンジュ満月(10月の満月)」の後に伝統的に行われているミャンマーの仏教行事です。

どんな行事か・背景

長い雨季の間、ミャンマーのお坊さんは外出をしません。自身の住む僧院にずっと滞在し、瞑想したりお祈りをしたりしています。

雨季が明け、ダディンジュ満月をすぎると、再び外出をされるようになります。

お坊さんが再び外出されるにあたって、人々がお坊さんに新しい袈裟を寄付するために、カテインティンガンカプウェに向けて寄付金を募り、集まったお金で袈裟を購入します。

そして、その新しい袈裟をお坊さんに寄付する行事がカテインティンガンカプウェです。

現在の行事の形

昔は袈裟を寄付するだけでしたが、現代では袈裟の購入以外にも寄付金を集め、お坊さんが必要な物品を購入して寄付したり、料理を寄付したりします。

カテインティンガンカプウェの日にお寺にきた人々も、みんなで寄付した料理を食べる行事となっています。人々がお坊さんのために寄付を募り、お坊さんが人々にも分け与えてみんなで共有する、気持ちがほっこりする行事です。

当日は、寄付する袈裟を掲げてお坊さんと参加者で町を回ったりするので、それを楽しみにしている方もたくさんいます。

本場のミャンマーでは、行事の前の寄付金を集める段階でも、町で伝統的な踊りをしたりするのでそれらを見るのも楽しい行事です。

悟り寺院でのカテインティンガンカプウェ

今回はミャンマー歴1383年のカテインティンガンカプウェのお祭りとなります。

悟り寺院でカテインティンガンカプウェをするのは6回目ということです。
埼玉県の東松山市でミャンマー仏教行事の体験ができるので、ご興味がある方はぜひ参加してみてください。

satorijiの画像
※画像は悟り寺院公式facebookより引用

インフォメーション

  • 日付:2021年10月31日
  • 時間:9:30AM〜2:00PM

当日の流れ

  • 9:30AM〜 町を回る
  • 10:30AM〜 寄付
  • 11:00AM〜 食事(ビュッフェ形式)
  • 1:00PM〜 説法(日本語での説法もあります)

持ち物

不要(ですが、お寺への寄付金をお気持ちで封筒に入れてお坊さんにお渡しするとよいです)

アクセス

悟り寺院へについての情報やアクセスについては、下記の記事をご確認ください。

埼玉にあるミャンマーのお寺「悟り寺院」
悟り寺院公式facebookページ

おわりに

今回は埼玉で開催されるカテインティンガンカプウェの紹介でした。
ミャンマーは4月末から続いた雨季が終わり、人々がより一層明るく、活気が出てくる時期です。

お坊さんがミャンマー語だけでなく日本語でも説法されるということですし、日本でミャンマー仏教に触れる貴重な機会ですので、ぜひ参加してみてください。

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