ミャンマーの街・観光地
ミャンマー経済の中心地【ヤンゴンってどんな都市?】
ミャンマーの都市でよく耳にする「ヤンゴン」
どんな特徴のある都市なのでしょうか?
ヤンゴンはミャンマー経済の中心地
ヤンゴンはミャンマーのヤンゴン管区の州都です。人口規模はミャンマーで最大で、経済規模でもミャンマーで一番栄えている都市です。
ヤンゴンは2006年まではミャンマーの首都でしたが、現在は首都はネピドーに移転しました。それによって、政治的な中心地はネピドーになりましたが、商業的な位置づけでは現在でも、ヤンゴンが中心地となっています。
ヤンゴンの基本情報
- 都市名:ヤンゴン (旧名称はラングーン)
- 面積:598.75万km2(市域)
- 人口:推定839万人(2020年4月現在/労働・入国管理・人口統計省発表)
ミャンマーの玄関口で各地域への起点
ヤンゴン国際空港はミャンマーで一番の国際空港です。各国からの来緬者のほとんどはヤンゴン国際空港から入国します。空港から中心地への距離が商業施設ミャンマープラザの辺りまでは約10kmほど、ダウンタウンまでも17kmほどと諸外国と比べて近いという特徴もあります。
また、ヤンゴン中央駅から各地域への列車が出ていたり、アウンミンガラバスステーションという長距離バスの国内最大ターミナルもあります。ミャンマーで複数都市を周遊する場合は、ヤンゴンを起点に移動するのが交通の便を考えると効率的です。
高まる購買意欲に期待
ヤンゴンは前述した通り、ミャンマー経済の中心地です。人口も多いですが、人口密度もアジアの中でも非常にかなり高いです。最新の2020年4月調査を参考にすると14,013人/㎢となり、2018年統計で世界の人口密度22位のサナア(イエメン)の13,900人/㎢より高い水準となっています。
ミャンマーの各都市から職を求めて若い人が集まってきており、若い労働人口が多いというのも特徴です。新型コロナウイルスの感染拡大前は外資系企業の進出も多く、所得水準も年々高まっていました。ファッションや化粧品、食事にお金をかける人も増えてきており、購買意欲が高まっていることから、新型コロナウイルスの収束後は非常に注目されるマーケットと言っても過言ではないでしょう。
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