ミャンマーの街・観光地
ミャンマーの隠れた名所、ミングン – 歴史と自然が交差する街
ミンガラーバー。こんにちは。竹之下です。
ミャンマー旅行を計画する際、観光地として最初に思い浮かぶのはバガンやヤンゴンかもしれませんが、実はもう一つ、隠れた名所があります。それがミングン(Mingun)です。
マンダレーから船で約1時間でアクセスできるこの街は、歴史的遺産と自然が織りなす魅力的なスポットなんです。ゆっくりとした時間が流れるミングンで、ミャンマーの新たな一面を発見することができることでしょう。
ミングン町ってどんなところ
ミングンは、かつてコンバウン王朝時代に建設が始まったパゴダの町として知られています。しかし、王の死去により建設が中断され、現在も未完成のまま残されています。
現在、ミングン・パヤーはその巨大な基礎部分だけが残されており、断層のような亀裂が走るその姿は、時の流れを感じさせる壮大な遺構です。それでも、その規模は圧倒的で、高さ50メートルの遺跡を見上げると、もし完成していたらどれほど壮大な建物だったのか想像するだけで心が震えます。
ミングンの有名な観光スポット
- ミングン・パトダウジー(Mingun Pahtodawgyi)
- ミングン鐘(Mingun Bell)
- シンピューメェ・パゴダ(Hsinbyume Pagoda)
ミングン・パトダウジー(Mingun Pahtodawgyi)
ミングンで最も有名な観光スポットといえば、「ミングン・パトダウジー」。この巨大な仏塔は、18世紀にボードーパヤ王が建設を命じました。当時、世界最大の仏塔を建てる計画だったのですが、残念ながら工事は途中で中断。現在は高さ50メートルの基礎部分だけが残っていますが、その規模感に圧倒されること間違いなしです。
興味深いのは、この仏塔にまつわる予言。完成するとボードーパヤ王が亡くなるという噂が広まり、工事は中止されてしまいました。そんな歴史の背景を知ると、この未完成の塔に一層の神秘を感じますね。
ミングン鐘
ミングンを訪れたら、もう一つの見逃せないスポットが「ミングンの鐘」です。重さ90トン、高さ3.7メートルのこの鐘は、世界で最も大きな「割れていない」鐘として有名です。鐘の下に実際に立つことができ、その迫力を直に感じることができます。鐘を叩くと、その低い音が体に響き渡り、不思議な感覚を味わうことができるので、ぜひ挑戦してみてください!
シンピューメェ・パゴダ(Hsinbyume Pagoda)
シンビューメ・パゴダもミングンで絶対に訪れたいスポットの一つです。この真っ白な仏塔は、1816年にバギダウ王が、亡き妻シンビューメ王妃を偲んで建てたもの。真っ白な波打つようなテラスが青空に映え、独特の美しさを放っています。
特にフォトジェニックなスポットとして知られており、カメラを持って行けばどこを撮っても絵になるはず。インスタ映えを狙うならここで決まりです!
ミングン(Mingun)のことわざ
ミャンマー人はミングン(Mingun)についてジー ンガ ジー(ကြီးငါးကြီး)ということわざがあります。ミンコンの著名な建物や人々を総称してビッグフィッシュと定義し分かりやすくしています。
- あなたは偉大な王です
- 仏像の前にある大きな獅子像
- 大きな鐘の鐘
- モンクモンク
- プポートーチー近くのボートゥーパゴダのグッドネス湖。
ミングンは歴史的な遺跡や美しい景観が魅力の町です。
ミングンへのおススメアクセス
ミングン(Mingun)は、マンダレーからわずか11キロメートルの距離にある小さな町です。マンダレーからボートで約1時間の船旅です。エーヤワディー川を渡るこの船旅は、風景を楽しむのに最適です。ボートから見える景色は、まるで絵画のように美しいですよ。
ミングン町は驚くべき歴史的建造物やユニークな文化が詰まっています。ミングンは、過去の王たちの壮大な夢と野心、そして仏教的な信仰の象徴を体現する場所として、訪れる者を魅了します。
おわりに
ミングンは、まだそれほど観光地化されていないため、混雑を避けてゆっくりと散策できるのも魅力の一つ。歴史と自然が調和したこの静かな街で、ミャンマーの豊かな文化と過去に思いを馳せるのはいかがでしょうか?
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