ミャンマーの街・観光地

奇跡の岩ミャンマー・ゴールデンロックのへの祈願参道

EDIT BY おの
おの

こんにちは。
今日はミャンマーのゴールデンロックについてご紹介します!

ゴールデンロックとは

ゴールデンロックとは「チャイティーヨーパゴダ」と呼ばれる大きな岩に金箔をはりあわせた不思議なパゴダのことです。
ヤンゴンからだいたい180kmほどはなれた山の中にあります。
チャイティーヨーパゴダの画像1
チャイティーヨーパゴダの画像2

写真を見てもらえばわかる通り、黄金に輝く巨石が絶壁の先端に鎮座しており、今にも転がり落ちそうなスリルと迫力がありますね!

チャイティーヨーはミャンマーの仏教徒にとってはベスト3に入るほどの人気巡礼地で3回ここにお参りに行くとお金持ちになれるといわれているそうです。
このパゴダの謂れを簡単に説明すると昔ここでモン人のお坊さんが修行していた時にお釈迦様から聖髪をもらい受け、肌身離さず大切にしていたそうです。
そのお坊さんがなくなる間際にチャイティーヨーを建立し、聖髪を納めたといわれています。
それから長いこと人里離れた山奥にひっそりとあったこのパゴダを11世紀にモン人の王様が発見して今のように巡礼されるようになったそうです。
岩が崖から転げ落ちないのはこの聖髪の力だとされています。

男の人でしたらお布施として金箔を買うことで岩に自分で貼り付けることができます。
きっとご利益があるはずなので訪れた際にはぜひ試してみてください。
女性はしきたりで岩に近づくことができないので、距離を置いて参拝しましょう!

また「バガン」の紹介でも書いた通り、男女問わず仏教上のマナーを守ってお参りするようにしてください。

ヤンゴンからの行き方

ヤンゴンからの行き方について説明します。
ホテルや旅行会社に問い合わせればツアーを企画してくれているはずなのでそちらを利用するのもおすすめです。

バス

チャイティーヨー観光のために運行しているバスではなく、ミャンマー南部に降りていくバスを上手に使えばもう少し早く、安く行けるかもしれませんが、今回はチャイティーヨーのふもとの町の「キンプン」まで直行のバスを紹介します。

  • 時間:5時間ぐらい
  • 値段:8,000ks(700円)ぐらい

途中でお食事兼トイレ休憩をはさみます。
チャイティーヨーに限らず、道が悪いところが多いのと運転が荒めということもあって車酔いしやすいです。
酔い止めも準備しておくといいと思います。
ミャンマー人も車酔いに弱いらしく、みなさんいろんな薬を常備しています。
バス停の物売りがほぼ間違いなく売っているのでそこで買ってみてもいいかもしれません。

タクシー

流しのタクシーではなく事前予約する貸し切りタクシーです。
値段や時間はタクシー会社によってまちまちなので以下は目安と思ってください。

  • 時間:120,000ks(10,000円)ぐらい
  • 値段:3時間程度

タクシーの利点は日帰りに向いているところです。
バスでも可能ですが旅慣れていない方は帰りのバスに乗れるかどうか心配だと思います。
その点タクシーであれば帰るまで待っていてくれますし、移動時間も少なくて済みます。

また、ヤンゴンとキンプンの間にあるバゴーも観光地として人気があるので合わせて寄りたい方は都合がつけやすいと思います。

ふもとからの登り方

さて、ふもとの町キンプンに到着しました。
チャイティーヨーはここからもちょっと難しいので山頂までの道案内を続けます。

まずキンプンについたら係の人の案内に従ってトラックに乗り込みます。
お願いすれば助手席にも乗れますが多くの場合荷台に乗ることになるでしょう。
料金は荷台だと2,500ks(200円ぐらい)、助手席は3,000ks(250円ぐらい)です。
トラックの荷台なんて日本じゃなかなかのれませんよね!ワクワクしましょう!!
ワクワクできない方もごめんなさい。がまんしてください…これしかないんです…

道中はつづら折りの山道を爆速で登っていきます。
ここも車酔いしやすいのでがんばってください!!

トラックは途中のケーブルカー乗り場で途中下車することもできます。
ケーブルカーは片道7,000ks(600円ぐらい)です。
景色がいいので検討の価値ありです。

またここから歩いて登ることもできますが1時間ぐらいかかりますのでかなりキツいです。
ご自身の体力と相談して無理のないようにしてください。

そうこうするとついにチャイティーヨーの入り口に到着します。
道中のチェックポイントでほかの観光地同様入域料を徴収されます。
外国人は現地通貨で6,000ks(500円ぐらい)です。

ここからは土足禁止なので靴を脱いで入場しましょう。

ゴールデンロックとご対面

ここまできたらゴールデンロックは目の前です!!
チャイティーヨーパゴダの画像3

金箔をはる方は窓口で買いましょう。2,200ks(200円ぐらい)です。
ゴールデンロックの近辺には鞄やカメラを持ち込めないので他のミャンマー人にならって入り口近くにおいてから貼ってください。
女性の場合は近くによることができないので離れてお参りしましょう。
どのぐらい離れるかというと3m以上だそうですが、これも周りのミャンマー人のお姉さん方を見ながら判断するのがいいと思います。
チャイティーヨーパゴダの画像4

チャイティーヨーパゴダは標高で1,000mほどの高さにあるので周りの景色も絶景です。
ミャンマーで山登りができるところはほかにもたくさんありますが、ヤンゴンからのアクセスや登山の難易度はここが一番楽だと思います。
旅行中に登山ができるのはすごくお得ですし、ミャンマーの見え方も変わると思います。

ほか、山頂付近はお土産屋さんやレストランが立ち並んでいてお買い物やグルメも楽しめます。
ヤンゴンで食べるミャンマー料理とは味付けが変わっていたりするので挑戦してみてください!!

最後に

チャイティーヨーの紹介、いかがでしたか。
お寺や仏塔に興味がない人でもチャイティーヨーは見た目のインパクトと道中の冒険感が楽しい観光スポットだと思います。
ヤンゴンから一番アクセスがいい有名スポットなので旅程に組み込みやすいのもうれしいですよね。
ぜひぜひチャイティーヨーの不思議パワーを肌で感じにいってみてください!!

トップへ