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ミャンマー情勢について(続編)【2021年04月10日時点】

EDIT BY たけ
たけ

ミャンマーに行くことができなくなって400日になりました。
2年前の4月はミャンマーでオフィスを移転して看板式を行い、モーラミャインで本格的にビジネスを始めた頃で希望に満ちていましたが、当たり前ですが2年後にこのような状況になるとは思ってもいませんでした。

来週はティンジャン(水祭り)のお休みで1週間くらいミャンマー側の稼働がないので、その間にゆっくり今後の方針などどうしようか考えてみようと思います。

近況

近況としては、3月までの繁忙期の対応がやっと落ち着きました。
昨年11月の頃は、会社の拡大をスピードアップしていくことを決め、営業もガンガンしていたので、ありがたいことにたくさんのオフショア案件をいただいていましたが
2月のクーデター発生後はいつ問題が発生するかのストレスを抱えながらなんとか案件を無事に納品できるよう尽力してきました。

社員をデモに参加させたり、有給を与えたりした結果、私は社員の代わりに休みなく働き、1〜3月は休みは4日だけ、1日平均15時間くらい働き、徹夜作業も5回しました。
なんとか乗り切ることができてほっとしていますが、もう二度とこんな生活を送りたくないと思いました(笑)

社員たちの9割は4月12日に有給を取得させたため、本日から4月19日までお休みになります。
10日間くらい家族と家でゆっくりしてもらい、また危険が及ばない範囲で業務再開できたらと思っています。

日本に呼べない

私の会社では、ミャンマー人ITエンジニアの社員を2名、日本の弊社法人に出向させて鍛えようと思って1年前から計画しているのですが、コロナとクーデターのダブルパンチでいまだに実現できていません。

ビザ申請のためにヤンゴンに行かせることすら怖くてできていないです。

日本で仕事したくて頑張ってくれている社員なので、早く実現させてあげたいです。

加えて、私が経営する日本語学校では、技能実習生として内定してすでに申請している学生が14名います。
本来なら半年前くらいには入国させてあげたかったのですが、現在も日本への渡航ができない状況です。

日本への渡航に備えて仕事をやめてしまった方もいて、
待機の間ずっと無償で日本語の授業をしたり、むしろ生活費をサポートしたりしていて、私の会社はかなりの赤字ですが投げ出すわけにも行かず、渡航できるようになるタイミングをただただ待っています。

コロナの収束、ミャンマーのクーデターの収束が1日も早く訪れてほしいと思っています。

おわりに

ティンジャンのお休みの1週間くらいの間に事態が急激に好転しないかと期待しています。
ミャンマーの方々も大変な状況が続いて疲弊していそうですので、自分にできることを考えながら今後の事業計画を決めていこうと思います。

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