ミャンマー料理

ティンジャンライス(ダジャンライス)の作り方【ミャンマー料理レシピ】

EDIT BY ピョー
ピョー

ミンガラーバー(こんにちは)
今回のブログでは「ティンジャンライス(ダジャンライス)の作り方」について紹介します。

ミャンマーの水かけご飯?!ティンジャンライス(ダジャンライス)とは

ミャンマーの正月のお祝い「水かけ祭り」の一つの象徴的な食べ物がティンジャンライス(ダジャンライス)です。
*ティンジャンライスはダジャンライスとも呼ばれている、ミャンマーのティンジャン(ダジャン・水かけ祭り)で食べられている伝統的なミャンマー料理です。日本でいうと水かけご飯、冷やし茶漬けのような感じでしょうか。

それでは、さっそくレシピを紹介したいと思います。
ティンジャンライスの画像

ティンジャンライス(ダジャンライス)はご飯だけでなくてご飯と一緒に食べる料理もあります。
料理の作り方はそれほど面白くありませんが、ご飯の炊き方は通常の炊き方とは異なります。

特にティンジャンの間、食べられるティンジャンライス(ダジャンライス)は、モン族の伝統的な食べ物で、ラカインとダウェイにもあるそうです。
作り方は場所によって少し違いがあります。
母がよく作っているモン族の伝統的な作り方を共有したいと思います。

材料 (3人分)

  • 米 (1カップ)
  • 乾魚 (240グラム)
  • 玉ねぎ (320グラム)
  • 青マンゴー (1つ)

調味料

  • 塩 (小さじ1杯)
  • ターメリック粉 (1/4小さじ)
  • サラダ油 (大さじ 8杯)
  • 水 (5カップ)

作り方

ご飯1カップを水3カップで炊きます。
いつもより柔らかく炊き上げた後、ご飯の脂がなくなるまでご飯をすすぎます。
次に、ご飯に角氷を追加しておきます。

なべに水と乾魚を入れて柔らかくなるまで煮ます。
煮た乾魚の骨を取って細かくします。
ティンジャンライスの画像

ティンジャンライスの画像
青マンゴーをこすり落としておきます。
削った青マンゴー、乾魚、塩とターメリックパウダーを混ぜておきます。
フライパンに油を入れます。油が熱くなったら、玉ねぎと水1カップを入れて約10分炒めます。
次に、混ぜた乾魚と水1カップを入れて玉ねぎが柔らかくなるまで炒めます。

このYouTubeビデオでも、ティンジャンライス(ダジャンライス)の作り方を見ることができます。
上に書いたものとは少し違うかもしれませんが、基本的には同じです。

ティンジャンライス(ダジャンライス)と一緒に食べるもの

ティンジャンライス(ダジャンライス)の主なものはご飯と炒めた乾魚です。
しかし、ご飯と炒めた乾魚だけでなく、揚げ唐辛子やマンゴーサラダと一緒に食べることもよくあります。
ティンジャンライス(ダジャンライス)の画像
ティンジャンライス(ダジャンライス)の画像

食べ方

ご飯に水を入れてから炒めた乾魚、揚げ唐辛子やマンゴーサラダと食べられます。
最初からすべてをボウルに入れるのではなくて別々の皿に入れて、好きなものを少しずつ入れながら食べます。
ティンジャンライス(ダジャンライス)の画像

ティンジャンライス(ダジャンライス)の特徴は、ご飯に冷たい水を入れて食べることだと思います。ご飯と一緒に食べる水は普通の水でもいいけれど伝統的には蝋の香りがある水です。

蝋の香りがある水を作ってみたい人のためにその作り方を紹介します。

蝋の香りがある水の作り方

燃えている炭を耐熱鍋に入れます。
蝋とナンタピューと呼ばれるタナカをこすり落として、鍋に入れます。タナカは使わなくてもいいです。
煙が出始めたら、きれいな布で鍋を覆ってください。
蝋の香りがするその布で水をろ過します。
ご飯に入れる蝋の香りがある水の作る工程が終わりました。

おわりに

ミャンマーの新年の水かけ祭りは通常毎年4月に開催されています。
ミャンマーでは1年で一番暑い時期です。

この時期は、低脂肪でやわらかいご飯を冷水で食べると、お腹を落ち着かせてさっぱりするので健康に良いと言われています。
水かけ祭りに、仮設テントを設置して寄付をすることでティンジャンライス(ダジャンライス)も提供されます。

皆さんが水かけ祭りに遊びに来るなら、伝統的なティンジャンライス(ダジャンライス)を食べてみることをお勧めします。

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