ミャンマーの文化
ミャンマーの伝統的な紅茶【ラペッイェー】
今回はミャンマーの伝統文化や日常生活に深く根ざしている紅茶について紹介します。
紅茶は茶葉から作られ、茶葉には食用の後発酵茶、飲用の不発酵茶(緑茶)と発酵茶(紅茶)の3種類があります。
その中に緑茶と紅茶は毎日の食生活に関わっています。
紅茶を作る茶ノ木はどこに栽培されているか
ミャンマー国内でお茶の産地として有名なのはシャン州で、とくに北部の高原地帯であるナムサン地方のものが良質と言われています。
同地方のルエサイ村には最初のお茶の木とされるものが現在でも存在しており、国内では3月から4月に摘茶されたものが最も美味しいとされます。
ミャンマーの喫茶店文化
テレビがあまりなかった時代に喫茶店は若者の集まり、情報を交換するところでした。現在テレビがあろうとしてもわざわざ喫茶店まで行って会話、モバイルゲーム、サッカー試合などを見ながら紅茶を飲んで盛り上がってる男性が多いらしいです。
ミャンマーはもともとイギリスの植民地でした。イギリスに支配されたその時からミャンマー全国にインド系の喫茶店が現れ、紅茶を飲む習慣が始まったようです。
喫茶店では紅茶のほかに肉まん、揚げ春巻き、サムサ、イチャクエなどが食べられます(お茶は無料で楽しめます)。注文しなくても卓上に出され、食べた分だけ勘定されるのです。紅茶は基本的に朝ごはんやおやつとして飲みますがすごく好きな人は夜にも飲みます。
ミャンマーの喫茶店(ティーハウス)
紅茶は小さな喫茶店にはもちろんホテルのような高級なところまで楽しめます。
こちらの喫茶店は有名です。
- Rangoon Tea House
- Lucky Seven Tea Shop
- Yatha Tea Shop
- Shwe Kaung Laung
- Acacia Tea Saloon
ヤンゴンにあるお洒落な喫茶店、Ragoon Tea Houseをご存じの方がいらっしゃると思いますがあらためてご紹介します。値段は少し高いですが(約150¥~300¥くらい)お洒落なお店なので行ってみてください。
紅茶の作り方を自分で体験したい方は以下↓↓の紅茶の作り方をご覧ください。
紅茶の作り方(レシピ)
紅茶の種類は甘さによって違います。
今ご紹介するのはノーマルな味の作り方です。
材料(1人分)
- 水(200cc)
- Tea Powder(茶さじ3杯)
- エバミルク(茶さじ2杯)
- 加糖練乳(茶さじ2杯)
- まずに水、Tea powderと若干の塩を入れて煮立てます。
- 沸騰しても10~15分くらい煮込みます。
- グラスにエバミルク、加糖練乳をそれぞれ茶さじ2杯入れます。
- そして煮込んだ紅茶をファインストレーナー 使ってグラスにゆっくり注ぎ入れます。
- スプーンでよく混ぜます。
これで紅茶は出来上がり!!
おわりに
ミャンマーの紅茶はミャンマーならではの味なのでミャンマーに起こしの際はぜひ飲んでください。
紅茶はスーパーやデパート、空港のようなところにも買えますのでぜひ友達や職場の人に買ってあげるのをおすすめしたいです。
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