ミャンマーの文化
ミャンマーの民族【多民族国家ミャンマー】
こんにちは!
今日はミャンマーの民族について簡単にご紹介します!
はじめに
ミャンマーは多くの民族が共存する多民族国家です。
大きく分けると8つの民族、細かくわけると135もの民族で構成されています。
「民族」という概念は様々な視点から語られることが多く、一般化することは非常に難しいと思います。
今回は大別した8つの民族について主にご紹介しますが、その定義はある程度揺れるものだとご認識いただきますよう、ご容赦ください。
ミャンマーの主要8民族
カチン族
主にミャンマーの北部で生活している民族です。中国の南部にも同系とされる民族がいます。
カチン語という独自の言語をもっていて、リス族など12の諸民族で構成されます。
↑カチン族
カヤ―族
カレンニー族や「首長族」としても有名なパダウン族など9つの民族で構成されています。
カヤ―族が多く住むカヤ―州は山々に囲まれた美しい自然が楽しめるスポットとして観光にも人気があります。
↑パダウン族の女性
カイン族
カレン族ともよばれます。広義には上記のカヤ―族を包含することもあるようです。
11の民族により構成されています。カヤ―族もそうですが、タイ国境沿いに多く分布しています。
チン族
チン族は構成民族が最も多い集団で53もの民族で構成されています。
女性が顔面に細かい入れ墨を入れるなど、独特の文化をもっています。
モン族
モン族はほかの民族グループと違って単一の民族で構成されています。
赤と白の民族衣装が特徴でミャンマー南部に多く分布しています。
ビルマ族
ミャンマーの最大多数を占めるビルマ族は9つの民族で構成されます。
大昔はミャンマーではなく、ヒマラヤ山脈の北あたりに住んでいたようです。
ラカイン族
アラカン族ともよばれていて、7つの民族で構成されています。
大航海時代には海の玄関口としてミャンマー西部で栄えた民族です。
↑ラカイン族の男女
シャン族
ミャンマーというよりタイの話の中で聞いたことがある人が多いかもしれません。
ミャンマーでも33の民族で構成されていて、ビルマ族に次ぐ人口を有しています。
↑シャン系に分類されるインダー族
さいごに
今回はミャンマーの民族についてすごく簡単にご紹介しました。
民族について考えるきっかけの一つになれば幸いです!
(写真はWikipediaより引用)
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