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ミャンマーに住んでいた日本語教師が好きなミャンマー料理

EDIT BY さとう
さとう

こんにちは! さとうと申します。

今回から時々ブログを書いていこうと思います。よろしくお願いします。
私は日本語教師としてミャンマーの最大都市ヤンゴンで4年ほど働いた経験があるのですが、そんな私が実際に住み、食べ、働いた経験から、ミャンマーについて思うところをあくまで私見ですが書いていきたいと思っています。

今回は…私が好きなミャンマー料理について。

ミャンマー料理、といっても高級レストランで出されるようなツーリスト向けのものではなく、私が実際に食べていた「屋台飯」の話になりますが…。
屋台飯の画像
安くて美味しいんですよ!

カレーではないカレー、「ヒン」

意外とイケる

ガイドブックなどでは「ミャンマーカレー」と紹介されることもある、現地では「ヒン」と呼ばれる煮込み料理。
多くの場合は一品目だけ(鶏肉・魚など)を各種スパイスで濃い味付けに煮込んだもので、辛くない物がほとんどです。
ツーリスト向けの高いレストランでも上品にアレンジされたヒンが食べられるのですが、住んでしまえば「食事」は毎日のこと。上品な料理の上品なお値段は、私には縁遠いものでした。
そこで、毎食がローカルな屋台です。
幸いにも濃い味付けが好きだった私は、ミャンマーに来てから最初の一年くらいは、このヒンをおかずにして白飯を、近所の路傍の屋台で毎日食べていました。
ミャンマーカレーの画像
ミャンマーカレーの画像
私が毎日食べていた屋台のヒンと、ご飯。(お米大好き)
ご飯のそばの小皿にあるのが各種の「ヒン」。

安いし(一食150円未満でお腹いっぱい)、家から近いし、口に合うし、言うこと無し、と思って毎日食べていると…

しかし激太り

1年で10キロほど太りました。
原因は「油」。
ヒンは(地方によって違いはあるようですが)、非常に油っぽいのです。
それを毎日毎食食べていたので、大変なことになってしまいました。
もっとバランスを考えて食べれば大丈夫なのですが…なにぶん偏食なものですから。
しかし、ミャンマー料理はヒンだけじゃありません!

実は種類が豊富な麺料理

麺料理の画像
決して嫌いになったわけではないのですが…。
私は健康のために毎日ヒンの食事をやめ、他のミャンマー料理、特に麺料理を食べるようになりました。
日本で「麺料理」と一口に言っても、うどん・そば・そうめん・ラーメン…と色々あるように、ミャンマーの麺料理にも実は色々な種類があるのです。

まずは「チェーオー」

チェーオーの画像
これは中華系移民によってもたらされたという麺料理で、非常にあっさりとしたスープ(スープなしもあります)にビーフンが入った麺料理。
具材は鶏肉や魚肉団子などから選べ、野菜もたっぷり。

お次は「モヒンガー」

モヒンガーの画像
チェーオーよりも格安で、町中にも屋台がたくさんあり、多くのミャンマー人に親しまれている麺料理。
ミャンマーの国民食とも言われているとか、いないとか…。
ナマズでダシをとったスープに、柔らかめの麺が入ったもの。ミャンマー人は箸ではなく、スプーンで食べます。
一杯の量がそれほど多くなく、「軽食」といった感覚で食べる人が多いです。

そして「シャンカウスエ」

シャンカウスエの画像
ミャンマー東部・シャン州発祥の麺料理。こちらは麺がモチモチしています。
また、トッピング・スープの隠し味・麺の太さなど、地方の特色や店ごとのアレンジの幅があり、日本でいうところの「ご当地ラーメン」のように色々な味のバリエーションがあるのもシャンカウスエならではだと思います。
個人的には、スープにトマトが入っているものがとても好きでした!

おわりに

私が好きな料理はまだまだ紹介できるのですが、今回はこの辺で。
また機会があれば、他にも紹介していきたいです。

それでは!

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