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ヤンゴン証券取引所上場企業調査 #2【ミャンマー株】
前回、ヤンゴン証券取引所に上場している5つの企業の概要を簡単に紹介させて頂きました。
まず、前回記載した5社について追加情報を記載します。
外国人の購入可能比率について
No.01 FMI (First Myanmar Investment Public Co., Ltd.)
外国人の購入上限:1.80%まで
2020年4月13日時点での外国人購入比率:0.0074%
No.02 MTSH (Myanmar Thilawa SEZ Holdings Public Co., Ltd.)
外国人の購入上限:4.50%まで
2020年4月13日時点での外国人購入比率:0.0102%
No.03 MCB (Myanmar Citizens Bank Ltd.)
一時停止中
No.04 FPB (First Private Bank Ltd.)
外国人の購入上限:31.50%まで
2020年4月13日時点での外国人購入比率:0.00%
No.05 TMH (TMH Telecom Public Co., Ltd.)
一時停止中
No.03のMCBとNo.05のTMHは外国人の購入は停止中でした。
No.05のTMHは近日中に公開ということですが、具体的な日付は公表されておりません。
6社目の上場企業について
6つ目の上場予定のEver Flow River Group Public Co., Ltd.は当初は外国人の株取引が開放された2020年3月20日に公開予定でした。
しかし、2020年4月13日現在もまだ上場はしておらず、5月の予定と言われておりますが、具体的な日取りはまだ公表されておりません。
No.6 EFR (Ever Flow River Group Public Co., Ltd.)
この会社は物流会社です。ミャンマーはまだまだ物流が弱く、ロジスティクスの確固たる強者はいないイメージですが、EFRはホールディングスで従業員が600名を超える規模の会社であり、ミャンマーの物流では最大手の位置付けにいます。
しかし、2020年4月13日時点で企業公式サイトがサーバーダウンしていたり、、大丈夫かな、、という印象です。
上場会社の概要を調べてみたまとめ
ここまで、上場中と上場予定の計6社の概要を紹介しましたが、正直な印象はあまり魅力的ではないな、というところです。
2020年3月20日に開放されてもうすぐ1ヶ月経つ中で外国人の株保有比率が低い位置に留まっているのもそういうことでしょうか。
とはいえ、それぞれの企業はインフラに関わる業種ですし、政治的な力は非常に大きい企業ですのでミャンマーの成長に伴って大きく成長する可能性は大いにあるかと思います。
私はその期待も込めて、口座開設してみようと思っております。
また、これまで外国人に公開していなかったため上場を志望していなかった企業がリストアップしてくる可能性はありますので期待して待ちたいと思います。(ミャンマーの申告状況などから企業が上場申請するためのハードルは非常に高いのではと思うので少しずつ進む感じでしょうか。)
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