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ヤンゴン証券取引所上場企業調査【ミャンマー株】
2020年3月20日から、ついにヤンゴン証券取引所にて外国人投資家が株取引できるようになりました。
私もヤンゴンで口座を開設するつもりだったのに、、、現在の渡航自粛の状況で3月のミャンマー行きを泣く泣く断念しました。
また自由に渡航できるようになったら、すぐにミャンマーに行きます!
実際に自分で口座開設してみて良さそうだったら口座開設ツアーみたいなこともやってみようと考えています。
(外国人が買える比率は低く、現在の上場は5社だけですが、外国人投資家に門戸が開いたことでこれから上場会社は増えそうなので機会をみて挑戦していきます!)
まず、外国人が株を購入するために準備するものと現在上場中の5社の概要を調べてみました。
▼外国人が株を購入するために準備するもの
1. ミャンマーに住んでいる外国人の場合
・パスポート
・Stay PermitかResident Contract
・自身の国籍のある国でのIDカード
・ミャンマーの銀行のMMK(ミャンマーチャット)口座通帳コピー
2. ミャンマーに住んでいない外国人の場合
・自身の国籍のある国でのIDカード
・パスポート
・海外の銀行の通帳コピー
1も2も、上記の情報を申請登録をして、翌日にRecommendation Letterというものをもらって、株取引口座が開設できるようです。
ミャンマー語と英語で説明を受けただけで、よくわからないことも多いので、実際に口座を開設してみたらまたレポートします。
ちなみに、申請登録の際は、ミャンマーへの居住の有無に関わらず口座開設をしたい本人が直接行って申請登録する必要があるようです。
▼5つの上場企業について
次に、5つの上場企業について記載します。
ヤンゴン証券取引所のサイト( https://ysx-mm.com/ )に書いてある情報なので、簡単にだけ記載します。
No.1 FMI (First Myanmar Investment Public Co., Ltd.)
この会社はYoma Bank(ヨマ銀行)という銀行を経営している会社です。ミャンマーの銀行としては老舗ですが2003年のミャンマー銀行危機の影響を受け、現在はミャンマーの市場シェアでは数%程度で4番手となっております。
他にも、病院(Pun Hlaing Siloam Hospital)を経営していたり、スターシティという高級レジデンスを経営していたり、観光地での気球などのレジャー業やホテル業も行っています。
私の拠点であるモーラミャインでも、昨年、SUGGATIホテルというホテルを開業しました。在ミャンマー日本大使の丸山大使がお泊まりになるくらいグレードの良いホテルです。
No.2 MTSH (Myanmar Thilawa SEZ Holdings Public Co., Ltd.)
ミャンマーティラワSEZホールディングスはトヨタ自動車が進出するということで改めて再び注目を集めているティラワ経済特区の都市開発を行っているインフラ系の会社です。
ミャンマーの主要企業9社が共同出資して発足した企業で、子会社がショッピングモールをはじめとした複合商業施設やオフィスビル、コンドミニアムの開発・運営にあたっています。
ちなみに、トヨタ自動車の工場は2021年から生産する予定のようです。
No.3 MCB (Myanmar Citizens Bank Ltd.)
こちらも1991年に開行された銀行ですが、ミャンマーの市場シェアでは数%程度であまりポピュラーではありません。
No.4 FPB (First Private Bank Ltd.)
同上でこちらも1991年に開行された銀行ですが、ミャンマーの市場シェアでは数%程度であまりポピュラーではありません。
No.5 TMH (TMH Telecom Public Co., Ltd.)
通信インフラの会社です。顧客がMPT(ミャンマーの国営通信会社でミャンマー第1の通信キャリア)やMyTel(ベトナム系のミャンマー第4の通信キャリア)でその通信に使用する電波塔や光ファイバーのといった通信インフラの建設と提供、メンテナンスを行っているようです。
簡単にですが、上場5社の概要を記載しました。
詳しいレポートはヤンゴン証券取引所のレポートや各社のホームページに記載がありますが、また時間があるときに記事も書いてみたいと思います。
*5月にもう1社上場する予定となっていますのでそちらについても記事を書きます。
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