ミャンマーを知る
ミャンマーの漁業事情【ミャンマーの産業】
こんにちは。
今日はミャンマーの漁業についてまとめてみました!
ミャンマーの漁業
ミャンマーの漁業について詳しいって方はなかなかレアなんじゃないでしょうか。
かくいう私もあんまり存じ上げておりません!
エビの養殖をしてて、見たことない魚を釣ってて、イカが思いのほかうまい!といった印象です。
この機会にいろいろと見識を深めていきましょう!
ミャンマーの漁法
養殖
ミャンマーの養殖は他の漁法に比べて漁獲量が一番低いですが、年々養殖池の数も漁獲量も上昇しています。
東南アジアではエビの養殖が盛んで、特にベトナムなどは有名ですが、ミャンマーもエビの養殖に力を入れています。
エビの養殖池は2016年時点でラカイン州が一番多く、2位のエーヤワディー州の3倍ほども差をつけています。
逆にエーヤワディー州は魚の養殖池が一番多くて、総合の池の数でもミャンマーで一番です。
内水面漁業
内水面漁業とはいわゆる淡水魚をとる漁法で河や湖、沼での漁業になります。
ミャンマーはエーヤワディー川など大河が流れており、湖や沼も多いため古来から親しまれてきた漁法です。
ミャンマー中部のインレー湖では片足でかじを取る足漕ぎボートでの漁法が観光資源にもなっていますね。
最近は消滅の危機にもありますが、河イルカとともに行う追い込み漁も有名です。
海面漁業
ミャンマーの漁獲量の半数以上を占めるのが海面漁業です。
個人的にはミャンマーの漁業と聞いて、海での漁業はあまり印象になかったのでびっくりしました。
動力付きの漁船が普及したことにより2000年代から急激に漁獲量をあげているようです。
今後のミャンマー漁業を担う漁法ではありますが、同時に海洋資源の乱獲も懸念されています。
環境保護も視野に入れつつ、一層の発展に期待したいですね。
ミャンマーの水産物
ミャンマーの水産物を簡単にご紹介します。
日本ではなじみのない魚もミャンマーではよく食べられているんですよ!
ナマズ
ミャンマーではナマズは鉄板中の鉄板のお魚です。
あの有名なモヒンガーのスープもナマズから出汁がとられているんです!
日本人からするとギョっとしがちですが、ミャンマーに来たらぜひ召し上がってみてください。
ウナギ
ウナギといっても日本でなじみのあるウナギとはちょっと違います。
ミャンマーでよく食べられているウナギは「タウナギ」という魚で、ちょっとヘビっぽい見た目です。
日本のウナギより身がかためで油も少ないので、素揚げにしてスナック感覚で食べるととてもおいしいです。
ヒルサ
イリッシュともよばれるニシン科の魚です。
ききなじみはないかもしれませんが、淡白で日本人好みのおいしいお魚です。
レモンとハーブを合わせて蒸す食べ方がおすすめですよ!
エビ
東南アジアはエビが安くておいしいですよね。
ミャンマーもエビは絶品です。小エビからロブスター級まで各種楽しめます。
特にエビカレーは高級感もありつつ、食べ応えも抜群です!
ミャンマー漁業と日本
みなさん、ミャンマーの水産物の輸出額ランキングで日本は何位に入ると思いますか?
なんと7位です!!イギリスとアメリカを抑えての堂々のランクインです!
エビにいたっては中国に次いで2位です。
逆に日本側の輸入ランキングを見てみるとこちらも2017年にミャンマーは7位につけています。
みなさんが普段スーパーで買っているエビもひょっとするとミャンマーから来たのかもしれませんね!
輸出入に限らず、外交としても日本はミャンマーの漁業に対して様々な援助をしています。
科学的調査による水産資源の把握や養殖技術の改善に、品質管理や衛生管理体制の整備まで密接に関係しているんですね!
今後も両国のいい関係が続いて、おいしいシーフードを食べられることを願っています!!
さいごに
いかがでしたか。
調べてみるとミャンマーは世界でも結構な水産大国だということがわかりました。
ミャンマーに来ても衛生面を警戒して魚介を避ける人が多いですけど、ちゃんと気をつければ問題ありません。
観光にいらした際にはぜひぜひ召し上がってくださいね。
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