ミャンマーの街・観光地

ピューの古代都市スリ・クセットラ:歴史と魅力を感じる観光地ガイド

EDIT BY たけ
たけ

ミンガラーバー。こんにちは。竹之下です。

先日はピューのユネスコ世界遺産登録した3つの町を紹介しました。世界遺産の中でもう少し知識を深めてもらえるように、その中でもスリ・クセットラ(Sri Ksetra)を紹介します。

スリ・クセットラ(Sri Ksetra)は、ミャンマーのピュー古代都市の一つで、ユネスコ世界遺産にも登録されています。この都市は、ピュー文化の中心として栄えた紀元3世紀から9世紀にかけての時代を代表する遺跡群が点在しています。ピューの文化や宗教、建築の遺産が見られる場所として非常に重要です。

以下に、スリ・クセットラの有名な場所を詳しく紹介します。

  • バウビョー・パゴダ(Bawbawgyi Pagoda)
  • パヤーマ・パゴダ(Payama Pagoda)
  • ラハンタ洞窟パゴダ(Rahanda Pagoda)
  • 博物館(Sri Ksetra Museum)
  • 古代都市の壁(City Walls and Gates)

1. バウビョー・パゴダ(Bawbawgyi Pagoda)

バウビョー・パゴダは、スリ・クセットラで最も有名なパゴダ(仏塔)であり、ピュー建築の代表的な例です。円筒形のこのパゴダは、レンガ造りで、内部には仏像が安置されています。高さ約46メートルのバウビョー・パゴダは、周囲の平原から目立つ存在であり、宗教的な巡礼地でもあります。

2. パヤーマ・パゴダ(Payama Pagoda)

パヤーマ・パゴダは、ピュー時代の宗教建築のもう一つの代表例です。このパゴダは、八角形の形状を持ち、内部に仏像や壁画が残っています。仏教の信仰が盛んであったピュー時代の宗教的な生活を垣間見ることができる場所です。

3.ラハンタ洞窟パゴダ【Rahanda Pagoda】

ラハンタ洞窟パゴダは南西の隅にあります。西面を除く 3 つの面にはそれぞれアーチ道があります。内門のない西壁には 7 体の仏像を安置した石版があります。時代の終わりに建てられたことが知られています。

4. 博物館(Sri Ksetra Museum)

スリ・クセットラ遺跡の博物館には、ピュー文化の重要な考古学的な発見が多数展示されています。陶器や宝飾品、彫刻など、古代ピュー人の生活や文化、宗教に関する貴重な遺物が見られます。また、都市の歴史や発展に関する情報も提供されています。

5. 古代都市の壁(City Walls and Gates)

スリ・クセットラは、かつて都市を防御するために設けられた大規模な城壁に囲まれていました。この城壁や門の遺構は、都市の防御システムや古代の都市計画を理解する上で重要な手がかりとなっています。城壁の一部は現在も残っており、その壮大さを感じることができます。

おわりに

スリ・クセットラは、古代ピュー文明の栄光を今に伝える遺跡群が点在する歴史的な都市です。宗教建築や王宮跡、博物館など、歴史や文化を深く理解するためのスポットが多数存在し、ピュー文明の豊かな遺産を感じることができます。

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